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野菜
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​仁木 恵梨奈

​愛知県みよし市

◆アクセス概要:

自宅 名鉄黒笹駅 徒歩19分

◆駐車スペース:

​普通車 3 台まで駐車可能

◆開催可能日:

<8月> 8/7(水)、9(金)、21(水)

<9月> 9/6(金)、9(月)、17(火)

◆お子様連れの可否:

​お子様連れ大歓迎

◆英語対応有無:

不可

◆受け入れ可能人数:

​2~3人

​元看護師・3児ママが伝える「食べることは生きること」とは

ジモ食のススメ

 初めての子育て、離乳食作りは大変ですよね。多くの新米ママやパパは、本やネットを片手に「これでいいのかな?」という不安と共に頑張っているのではないでしょうか。自分の子供のために悩む。それは、大切な愛の証しです。

 その不安を取り除くために、ジモ食のススメは、「既に経験したお母さんから、成功例や失敗例も含め聞いてみる」ことです。お料理のレシピだけではなく、毎日の生活で培った経験も聞けます。

 

 本やネットは、一般的な内容を網羅しています。しかし、実際どうなのかという部分は載っていませんし、直接聞くことができません。子供の体を形成する上で大切な乳幼児期を有効活用するために、地元の素敵なお母さんから、知恵や技を盗みましょう!

 

 恵梨奈さんは、元々看護師さんとして働かれていました。そんなえりなさんの「食べることは生きること」というエピソードは、聞いていてとても刺激になるものばかりです。現在は、ベビーマッサージ師として活動されている恵梨奈さんは、食事だけではなく、乳幼児期の子どもとの接し方についても研究されています。

 

 ご自分で調べることも大切ですが、可能であれば時間もコストもカットするために、素敵なお母さんから直接学ぶ事をお勧めします。
 

トレーに乗った食事
看護師時代に学んだこと

​ 私は、以前外科病棟に勤務していました。外科病棟では悪性腫瘍の患者様がたくさん入院してみえました。中でも胃や大腸を切除する手術を受ける患者様が多くいらっしゃいました。

 

 消化器系の手術の後には必ず絶食期間があり、食事が食べられるようになると重湯からスタートします。絶食期間の栄養は点滴のみです。数日間の絶食のあと食事が開始になって最初の一口の重湯を食べて患者様が、

 「あー、おいしい。生き返った」

と話されました。味気ない重湯ですが、数日ぶりに口にした食事は温かく、美味しく、そして心も満たされていくような感覚だったのだと思います。これが、口から食べることは生きていることを実感したエピソードの1つです。

 点滴だけでも栄養は確保されて生きていくことはできます。しかし、口から食べて自分の腸を使って栄養を吸収することは生きる意欲や覇気までもが違ってきます。食べることができる患者様は回復されていきました。

 

 まさに「食べることは生きること」だったのです。

朝食を食べる
​家族団らんの食卓のススメ

 私は、3人の子育てをしているため3回離乳食を経験しています。3回目は現在進行形ですが、その中でもうまくいっていると感じていることは家族みんな同じタイミングで食事をすることです。


 離乳食本には「10時や15時に離乳食をあげましょう。」と記載されていることもありますがその時間に離乳食を作って食べさせることを私はしたことがありません。日中は出かけることも多く離乳食の時間を個別で確保することが難しい上に、赤ちゃんが食べる離乳食であっても、家族で食卓を囲むことが大切だと感じているからです。

 一緒に食卓を囲んで食べることで苦手なものを頑張れたり、その日のできごとを話せる場として食事のおいしさ、楽しさがぐっと増えます。意識して団らんの大切さや楽しさ、食事の楽しみを感じてもらうようにしています。

 もう1つ気を付けていることは、赤ちゃん時代には、手づかみ食べをたくさんさせてあげることです。自分で選んで食べることや食べ物の感触や温度などに触れることで、学べることがたくさんあるからです。数か月前に産まれた我が子は自分で食べ物を持って、口までの距離を確かめながら手づかみ食べをしています。その成長に嬉しさを感じることができます。時々盛大にこぼされることもありますが、「子どもは食事を通して色々研究している」と思うとこぼすことも愛おしくなります。

茄子
野菜嫌いでも食べれる魔法のレシピ

 離乳食期間に、失敗したなと思うエピソードもあります。それは、「苦手食材を上手に料理することができなかったこと」です。

 月齢が低い時は野菜をなんでも食べていたのに、いつしか緑の野菜を食べなくなっていきました。その時、上手に料理し苦手野菜がわからないように調理することができず、苦手なまま成長してしまいました。

 その中でも少しずつ食べてくれるようになったものが、紹介するナスと白菜を使った料理です。特にナスは夫も苦手ですが、これなら子どもと一緒にぱくぱく食べてくれます。ナスのあんかけは食材のカットを食べやすい大きさにそろえることと、あんかけにすることで食べやすさをアップしています。白菜は軟らかく煮て子どもの好きなクリームシチューの味付けにすることで食べてくれるようになりました。

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離乳食としても食べれるあんかけ丼(2人分)

 離乳食としても食べられるレシピをお伝えします。赤ちゃんだけではなく、一緒にお母さんとお父さんも美味しく頂けます。

材料(2人前)
・人参 1/2本
・玉ねぎ 1/2個
・ナス 1本
・鶏むね肉ひき肉 70g
・和風だし 200cc
・しょうゆ 小さじ1.5
・砂糖 小さじ1
・水溶き片栗粉 大さじ1
・菜種油大さじ1

作り方
1. 人参たまねぎはさいの目切りにする。

2. ナスは皮をむいてさいの目切りにして水にさらしてアクを抜く。
 

3. フライパンに菜種油をしいて温めて、すべての材料を炒める。

 

4. ひき肉が色が変わったら和風だしを入れてグザイが柔らかくなるまで煮る。

 

5. 柔らかくなったら醤油、砂糖を入れて、水溶き片栗粉でとろみをつけて完成。

料理のコツ

 あんかけ丼は出汁を効かせるのがポイントです。薄味にしているので出汁のうま味が際立ちます。風味づけにごま油をつかうとさらに美味しさアップします!!

食べ物を食べる赤ちゃん

テーマ:離乳食としても食べられる!豊田市特産品を使った5品

料理説明文:

 

 豊田市の特産品にナス、米、白菜があります。米の主成分はエネルギー源となる糖質です。ほかにもタンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維も含まれていて消化吸収がよく米は離乳食のスタートとなる食材でもあります。


 また、主食としてだけでなくおやつや甘酒の材料としても使えます。古くから日本で食されてきています。


 ナスの皮の色素はポリフェノールの一種で抗酸化作用があります。離乳食には固いので皮をむいて使用します。栄養価はビタミンCやカリウムを含んでおり水分が多いので夏の暑い時の身体のほてりを鎮めてくれます。

 
 白菜はビタミンCが多く風邪予防、免疫力アップにつながります。食物繊維が豊富に含まれているため腸内環境を整えてくれます。

 

 私は子供たちに食の大切さを伝えたくて子どもが産まれてから食育を学び、食育指導師の資格を取りました。ママと子どもたちと楽しくクッキングをすることに重きを置いています。クラスはアットホームな雰囲気のため、隣の晩ごはんを覗きに来るくらいの気軽な感覚でお越しください。


今回は以下の5品を作ります。

 

1)ナスと鶏ひき肉のあんかけ丼
2)ナスミートソース
3)白菜の豆乳スープ
4)お米のビスコッティ
5)その日のお楽しみ!

​当日の流れ

9:50

10:00

10:30

12:00

12:45

13:00

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現地集合
場所が分からなかったら、遠慮なくお電話くださいね。

朝のティーブレイクタイム

 自己紹介と子どもと一緒にできる簡単体操、ふれあい手遊びや絵本を読んで遊びをします。ママがクッキングに集中できるよう、子どもがリラックスして遊べるようにします。希望がある方はベビーのマッサージもお伝えしたいと思います。

料理教室

料理スタート

 豊田市で手に入れることのできる食材を使って、離乳食としても食べられる、5品を作ります。赤ちゃんと一緒に食べられるように薄味にしていますが、参加される方の希望に合わせて味付けなしやアレンジなどにも対応して作っていきます。

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ランチタイム
 みんなで一緒に「いただきます!」をしながら作った料理を食べます。食べながら、料理のおさらい、育児の話やベビーの発達の話など、悩みや心配なことなどシェアします。ママと子どものお悩みが解決できる場所になれる雰囲気づくりを心掛けています。

お片付け

​終了

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